[くまをとる]

大き目のリスクと費用分担

あんまり時事ネタはやらないつもりだったんですが。

★人質解放の費用は誰のものかと考えてみる。
これを考えるきかっけになったのは、朝日新聞の記事です。これは政府内の人質に対する責任を問う雰囲気についた記事で、その中には自民党の外務政務次官経験者が「費用は20億くらいかかったのではないか」という言葉も引用されています。僕の払った金も使われてるわけです。

まあなんというか、政府とか与党の人は自分らは行くなって言ってる人が勝手に起こしたことで、すごい大変な対処をしなきゃいけなかったわけで、批判や愚痴のひとつも言いたくなるのもわかります。納税者としても、この20億円だかいくらだかにはちょっと文句も言いたくなります。しかもこの人たちの一部は解放直後にはまた行きたいなんて話もしてますし。2度つかまったらまた俺たちの金使うのかよと、大人気ないこともちょっと考えたりします。

まあ、僕自身政府のやってることにもたくさん疑問を感じているわけで、「こんな政府の言うことを聞いて、人道支援なり、自分の仕事をやめるわけにはいかん」と思って自分の命を懸けてイラクに行くというのも心情としては理解できるところもある。(納得できないところは、民間人を殺したりしてるアメリカを支援する形になっているところです、やっぱり。じゃあほかのオプションはあったのかということになると、また複雑な話になるわけですが、僕らの選んだ政府や僕らの払った金が、回りまわってイラクの民間人を、殺したりすることに使われているかと思うと、心穏やかではいられません。アメリカ兵が積極的に殺したいと思っているわけではないにせよ。)

★ここで提案。
・避難勧告出してる国での救助活動は半分は本人負担ってことでどうだろう。
全額にすると、国が好き勝手に不必要な手まで打って費用がかかったものも全部本人負担になっちゃうから、それはいかん。

・かかった費用は明細出してその半分を本人に請求。
(外交上の秘密の交渉費用とかは外務省が機密費で負担)

そうすると、事件が起こったときにどのくらい費用がかかるかという相場がわかるから、渡航する人はそれを目安にして、自分の目的の重要者に応じて行くかどうか決めたりできるし、リスクが計算可能になるので、そのための保険なんかも作れるに違いない。

10億払わなきゃいけないくらいなら、うちの息子は見殺しにしてくださいなんていう親もいるかもしれない。カメラの列の前でそれを言えるかどうかはともかく。

報道各社の取材でいく記者の保険は会社がかければいいし。

まあ、六本木ヒルズでテロリストが人質たてこもり事件とかやって、そこでたまたま僕が通りがかって捕まったら、その救出にも税金は使われるんだからある程度はお互い様なんですが。

初めての事例については、ほんとにつかまるかどうかもよくわからないし、いくら費用がかかるかということも予測できないという問題もある。だから最初の何件かについては例外扱いしてもいいのではないか。

彼らは当然、ある意味では一番大事である自分の命を賭けているわけではあるけど、その勝手な判断の結果自分が払った金を使われちゃう立場にしてみれば、費用的リスクも負ってもらいたい感じもするわけです。

この状況を生み出してるのは日本政府なわけで、日本政府の行動を認めない日本人が、好きな行動取るというのも、オプションとしてはアリだと思うわけです。この提案は、その行動の社会的費用について自分でも考えてもらい、それでも起こす価値があると思ったときにだけ実行してもらうような感じにできないものか、というものですね。


★ほかのことではどうなってるのか。
知り合いのむろいによると、山の遭難のケースだと、消防署の職員までは無料だが、民間の山岳組織に頼んで探してもらうなんていう場合は、当事者が実費の費用を支払うそうです。だから 頼まない家族もいるらしい。

そういうことを考えると、今回は働いた人は全部公僕だろうから、たいへん微妙です。うーん、しかし公僕しか働きようがないわけだしなあ。むずかしい。

#話に付き合ってくれた #ぱい の皆様に感謝。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-04-16 23:40:03

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